園芸ネットの設置方法とゴーヤ育生管理の注意点
このページでは園芸ネットの設置方法とゴーヤ育成管理の注意点を、写真多めで出来るだけ細かく初心者にもわかりやすく紹介していきたいと思っています(真似すればOKってくらいを目指してます)。
ただ、ココで紹介している情報は独学で実践した内容ですので、紹介しているような結果にならない場合も有りますのでご了承下さい。
園芸ネットの設置方法
園芸ネットの設置方法は色々と有りますが、ココでは一例を紹介し、設置のポイントを解説していきます。ココで紹介する設置ポイントを工夫して、ご自身の設置したい場所に合う方法を探してみて下さい。
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園芸ネットの設置方法
壁際に吊り下げるタイプのネット設置方法のポイント1~4を紹介します。
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1.支柱の固定方法(吊り下げ方法)
支柱を吊り下げて固定する場合は、太めの結束バンド等でしっかりと固定します。固定する場所は、窓の柵や2階ベランダの柵などしっかりと吊り下げられる場所を選びます。
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2.支柱の延長方法
支柱を延長したい場合は、2本の支柱を結束バンド等でしっかりと固定します。2本がギリギリ重なる程度の長さで固定を行うと強度が下がるので、2本が重なる長さが20センチ以上になるように、余裕を持って支柱の長さを選んで下さい。
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3.ネットの固定方法
ネットがたるまないように、しっかりとテンションが掛かるようにサイドの支柱に結束バンド等で固定を行います。
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4.ネットの延長方法
園芸ネットを設置したい場所の大きさに合うサイズのネットが無い場合、複数枚の小さいネットを結束バンド等でつなぎ合わせて使用します。このページで紹介している画像のネットは3枚のネットを横につなぎ合わせています。
ゴーヤ管理の注意点
ゴーヤを育てていく上で重要になる管理の注意点を紹介します。このポイントを押さえるだけでも収穫量がアップします。
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1.植え付け直後は仮支柱を設置
植え付け直後はネットに上手く誘引できるように仮支柱を設置します。ネットに無事誘引できたら外してもそのままでも大丈夫です。
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2.無事に誘引
無事にネットに誘引されると画像のようにツルが自然に巻いていきます。
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3.誘引テープはゆるく
誘引テープや紐で茎を縛る際は生長した時に食い込まないようにゆるくします。誘引テープは力が掛かるとちぎれるのであまりキツくしない限りは大丈夫です。
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4.しっかり生長するまでは雌花を摘花
背丈が1メートルくらいになるまでは生長を優先させる為、雌花が咲いたら摘花を行います。もったいない気もしますが、実に栄養を集中させず、生長を優先させた方が結果的に収穫量が多くなります。
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5.必要に応じて人工授粉を行う
受粉に必要な虫の発生が少ない場合や、確実に結実させたい場合は人工授粉を行います。雄花をちぎり取って花びらを取り「おしべ」を「めしべ」にチョンチョンと軽く当てます。あまり強く当てると「めしべ」が折れる可能性があるので注意。
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受粉後の様子
受粉が完了すると花が萎れ、自然に落ちます。その後、花の下にある果実部分が生長し大きく膨らんできます。
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6.種の採取を行う
種を採取したい場合は、黄色く完熟した果実が弾けるのを待って、中の赤い物質にくるまれた種を採取します。破裂する前に採取すると種が完全に出来上がってない場合も有るので弾けるのを待つのをオススメします。