ハイビスカスの植え替え方法を詳しく紹介
このページではハイビスカスの鉢植えの植え替え方法を、写真多めで出来るだけ細かく初心者にもわかりやすく紹介していきたいと思っています(真似すればOKってくらいを目指してます)。
画像だけだとわかりにくい!!と言う方はページ下に動画も用意していますのでそちらも参考にして下さい。
ただ、ココで紹介している情報は独学で実践した内容ですので、紹介しているような結果にならない場合も有りますのでご了承下さい。
大きい鉢に植え替える方法 <5~9月>
鉢の置き場所が許す限りは、1~2回り大きい鉢に植え替える方が失敗が少なく初心者にはオススメです。植え替え適期も5月~9月までと長い期間可能です。
また、購入時に植え替え済みだったり、置き場の関係で鉢を大きく出来ない場合は同じサイズの鉢に植え替えます。
-
1.用意する物
まず、『植え替えるハイビスカス・培養土・1~2回り大きい植木鉢・ハサミ・スコップ類』を用意します。
-
2.オススメの鉢
オススメの植木鉢は『スリット鉢』です。名前の通り鉢の底や側面にスリットが入っており、水はけを良くし根腐れ防止や、根っこへの酸素供給の効率が良くなっており、根っこの成長が良くなります。
デメリットとしては水はけが良く乾燥しやすい点が有ります。 -
3.新しい鉢のサイズ
新しい鉢は1~2回り大きい物を用意して下さい。置き場所や持ち運び等の点から7号程度までがオススメです。過信は禁物ですが、鉢が大きくなれば保水力が良くなり真夏でも水枯れをある程度防ぐ事が出来ます。
-
4.鉢の底に培養土を敷く
まずは、底の部分に培養土を敷きます。根鉢を置いた時にちょうど良いくらいの量を目安に入れます。最後の仕上げで量は調整をするので、この時点ではある程度入れておけば大丈夫です!!
-
5.鉢から根鉢を抜く
鉢から根鉢を抜く際は、ハイビスカスの付け根をしっかりと持ち、ゆっくりと引き抜きます。根元を引っ張っても抜けにくい場合は、引っ張りながら鉢の側面や縁の部分を拳でトントン叩いてあげて下さい。あるタイミングでスポッと抜けます。
-
6.根鉢を軽くほぐす
根鉢の底の部分を軽くほぐし、絡まっている根を少しほぐしながら伸ばしていきます。
鉢のサイズを大きくする場合、この工程は飛ばしても全然OKです!! -
7.根っこを軽くカット
前の工程でほぐした根の先端部分を軽くカットします。根の先端部分を軽くカットすると根の再生が活性化すると言われています。ただし、切りすぎるとダメージになるので切りすぎには注意して下さい。
前の工程同様、鉢のサイズを大きくする場合、この工程は飛ばしても全然OKです!! -
8.根鉢を置いて位置調整
実際に根鉢を置いてみて位置調整を行います。枝の位置関係や、根鉢の高さなどを調整して下さい。高さが足りない場合は培養土を追加して下さい。
-
9.残りの培養土を充填
根鉢の位置が決定したら、残りの培養土を隙間にしっかりと充填して下さい。
縁から3~4センチ程度はウォータースペースとして空けておいて下さい。 -
10.隙間が無いように鉢を揺する
隙間が無いように、鉢全体を揺すったり地面に軽くトントンしたり、しっかりと培養土を充填します。
-
11.たっぷりと水やりを行う
植え替えが完了したら、鉢の底から水が溢れるくらいたっぷりと水やりを行って下さい。根付くまでは乾燥に注意してしっかりと水やりを行って下さい。
肥料は植え替え後1ヶ月を過ぎた頃から与えて下さい。
植え替え方法を動画で見る(Youtube)
※音が出ます音量に注意※