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桜盆栽の育て方を紹介

このページではネット等で旭山桜を購入した初心者向けに桜盆栽の必要最低限の栽培方法を紹介しています。なので、盆栽栽培の中級者・上級者の方の期待する内容は載ってないかもしれません。

詳しい栽培方法(各作業工程)をわかりやすく写真多めの別ページで紹介している場合が有ります。その際は各項目に有るリンクをクリックして先のページに移動して下さい。

桜盆栽(旭山桜)の栽培について

桜盆栽

小さくても立派な八重咲き

ネットで自分用やギフト用に手軽に購入できる桜盆栽ですが、大体の品種は『旭山』という桜で、一才桜という名前でも売られています。

特徴としてはコンパクトに育ち、ソメイヨシノより若干遅れて咲くピンク色の八重桜です。耐陰性や耐寒性のある育てやすい品種で初心者にもおすすめです。

基本的には一年中屋外で栽培します。ちゃんとお世話をする事で毎年花を咲かせる事が可能です。

桜盆栽の栽培カレンダー

その時期に合ったお世話をして下さい。
クリックで拡大出来ます。

桜盆栽の栽培カレンダー

↑関東の目安でお住まいの地域によって異なります↑

栽培方法

画像たっぷりの詳細ページが有る場合はリンクをクリックして下さい。

目次

下のリンクで目的の項目までショートカットできます。

鉢の置き場所と管理の注意点

桜は自然の気温を感じながら成長します。なので、鉢は基本的に一年中屋外に設置し、桜の開花時期に1週間を限度に屋内で鑑賞する事が可能です。

陽当たりが良く風通しの良い場所がおすすめですが、夏場は日差しが強く、葉焼けと水枯れの可能性が高くなるので、半日ほど陽の当たる半日陰に移動してあげて下さい。移動できない場合は日除けを使用して直射日光を弱めてあげて下さい。

寒さに強いので冬場も屋外で越冬可能ですが、用土が凍結しないように気をつけて下さい。

夏前になるとソメイヨシノと同じで毛虫が付く場合があります。もし毛虫が発生してしまったらホームセンター等で売られている殺虫剤を使用して下さい。スプレータイプがお手軽でおすすめです。

水やりと肥料

水やり

桜は非常に水を好む植物で、水切れによって花芽の数も少なくなってしまうので水切れには特に注意して下さい。しかも盆栽は用土が少なく水切れを起こしやすいので、用土を良く観察して下さい。

用土全体に苔が張られていて用土が見えない場合、半分くらい取り除いて用土が見える状態にすると、根の通気性も良くなり水切れにも気づきやすくなります。

以上を目安に用土が乾燥したら鉢の底から水が出るくらいしっかりと水やりを行って下さい。

肥料

おすすめ肥料

肥料は花後、9月の年に2回を目安に緩効性のものをあげて下さい。窒素が多いと花付きが悪くなってしまうので、我が家ではバランス良く与えられる花用の固形肥料を使用しています。

写真に有るようなハイポネックスより販売されているプロミック錠『草花・鉢花用』が効果が約2ヶ月持続するのでおすすめです。

剪定方法

『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』と言うことわざがある通り、基本的に桜は剪定が苦手な植物です。なので、剪定をしないで伸びっぱなしで育てる方が失敗は遙かに少ないです。

ただ、剪定せずに放置すると年々枝が伸び、盆栽として維持出来ないサイズになってしまいます。剪定にもメリット・デメリットが有るので、剪定する前に良く検討してから行って下さい。

メリット

以上が大まかなメリットです。

デメリット

メリットとデメリット比較すると、デメリットの方が栽培には致命的になりますが、個人的には剪定しないで放置してしまうよりも、枯れる可能性はあるけども剪定した方が良いと思います。

全ての枝を剪定すると翌年の花数が少なくなる可能性があるので、剪定する枝を半分程度にとどめて翌年の花数を維持する方法もおすすめです。

»写真たっぷりの解説はコチラ!!

植え替え方法

桜盆栽を育てる上で、植え替えも重要なポイントになります。植物の生長するサイズは地上部分と地下部分がほぼ同等になると言われています。なので、地上部分が良く育つ為には地下部分も同じだけのスペースが必要になります。

植え替えを行わないと根詰まりを起こし、地下部分の生長スペースが無くなってしまいます。また、用土も泥のように固まってしまい、保水性・通気性が悪くなり、最悪の場合、枯れてしまう可能性もあります。

植え替えは根の状態確認を兼ねて毎年行っても良いですが、基本的には2年に1回のペースがおすすめです。

»写真たっぷりの解説はコチラ!!

まとめポイント

上で紹介した桜盆栽を育てる中で重要ポイントを紹介!!

  1. 鉢は一年中屋外で管理
  2. 夏の葉焼けや水切れに注意!!(翌年の花付きが悪くなる)
  3. 苔が張られている場合、半分程度外した方が管理がしやすい
  4. 肥料は窒素が少ない物を与える
  5. 剪定は必ずしも必要では無いが、した方がコンパクトに維持出来る
  6. 植え替えは2年に1回のペースがおすすめ

以上の重要ポイントを押さえて桜盆栽のお世話に挑戦してみて下さい。


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